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富士通と理研が挑む、2030年度への壮大なマイルストーン

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目次

世界最高性能の量子コンピューターに挑む富士通と理研

富士通と理研が挑む、2030年度への壮大なマイルストーン―― それは「世界最高性能の超電導量子コンピューター」開発という、まさに日本の未来技術の象徴です。冷却技術と配線設計を大胆に革新し、誤差を極限まで削減。250論理量子ビットを実装するこの野心的なマシンは、量子覇権をめぐる激流の中で、日本が示す一筋の光となるでしょう。

STARアーキテクチャと経済安全保障の取り組み

さらに、大阪大学とともに開発する独自技術「STARアーキテクチャ」によって、従来のスーパーコンピューターでは5年かかる演算を、わずか10時間で完了。冷凍機の国産化も視野に入れ、経済安全保障への備えも怠りません。

生産性改善と売上高の効率的向上

こうしたテクノロジーへの挑戦は、企業の姿勢にも如実に表れています。営業効率「儲かるか」を示す統合指標。
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・生産性といった最前線の数値は、毎期ごとに地道な調整が続けられ、改善のトレンドを刻み続けています。注目すべきは、従業員数を抑えながらも、1人あたり売上高売上高÷総従業員数÷1000(単位:千円)
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を着実に引き上げるという「品質と効率」の両立。まさに、テック企業・富士通の真骨頂といえるでしょう。

250801富士通生産効率財務指標数値
250801富士通生産効率財務指標数値

10年間で進んだ財務の健全化

財務体質においても、この10年、BSバランスの推移は一貫して健全化。

250801富士通BSバランス
250801富士通BSバランス

目立たずとも、着実に、そしてひたむきに――未来のために“今”を磨き続ける姿に、静かな感動すら覚えます。

未来を見据える富士通の技術と経営力

日本の叡智と矜持をかけた富士通の挑戦。次なるステージへの飛躍に、私たちの期待はますます高まります。

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Picture of 山本 純子
山本 純子
株式会社SPLENDID21 代表取締役。企業評価・経営者評価のスペシャリスト。 多変量解析企業力総合評価「SPLENDID21」というシステムにより、通常の財務分析ではできなかった経営全体を「見える化」するシステムを提供。 近年では様々な企業が本手法を利用して莫大なデータより有用な情報を引き出し、実際の経営に役立てています。 代表者プロフィールはこちら
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山本 純子
株式会社SPLENDID21 代表取締役。企業評価・経営者評価のスペシャリスト。 多変量解析企業力総合評価「SPLENDID21」というシステムにより、通常の財務分析ではできなかった経営全体を「見える化」するシステムを提供。 近年では様々な企業が本手法を利用して莫大なデータより有用な情報を引き出し、実際の経営に役立てています。 代表者プロフィールはこちら
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