日経ニュースで話題の企業を財務分析

山本 純子

売上高総利益率の悪化と経営統合の決断 売上高総利益率(オレンジ)の悪化。それでも、売上高販管費率(黄)を引き締めて営業利益率(青)を維持してきたアヲハタ。しかし、総利益率の低下が3期連続で改善されなかったことで、親会社で […]

地上鉱山技術で挑む、深海レアアース開発 古河機械金属が、地上鉱山技術を応用し深海のレアアース採掘に挑む。JOGMECと連携し試作機を開発、特許数は国内トップ級。米政権の支援姿勢も後押しに。日本EEZ内の資源発見や大平洋金 […]

株主総会で示された変革の意思 2025年6月25日、有明アリーナに3,364人が詰めかけたフジ・メディア・ホールディングスの第84回定時株主総会は、まさに「変革の幕開け」を象徴する瞬間でした。 経営陣が提案した新体制── […]

中外製薬、ロシュ傘下でも独立経営を維持 中外製薬はスイスのロシュ傘下でありながら、高い創薬力を武器に独立経営を守り続けている。提携から20年以上、互いに譲れぬ条件を尊重し築かれた関係は「天国での結婚」と称されるほど良好だ […]

太陽HD、前社長の経営残留に株主が反発 太陽ホールディングスでは、佐藤英志前社長が株主総会で再任を否決されたにもかかわらず、医療・医薬品部門の責任者として上席専務執行役員に就任し経営に残留しました。これに対し、大株主であ […]

サッポロHD、不動産事業売却が本格化 サッポロHDが所有する「恵比寿ガーデンプレイス」などの不動産事業売却が本格化しています。買い手候補は三菱地所や東急不動産、ベインキャピタルやKKRなどの投資ファンドで、8月の2次入札 […]

かつて世界を魅了したG-SHOCK、カシオの現在地 かつて世界を魅了した「G-SHOCK」。その輝きを放ったカシオが、今や株式市場で苦戦を強いられています。時計事業への依存と、海外売上の高さという構造が、政治リスクや為替 […]

ユニ・チャームと豊田通商、ケニアで新会社設立 ユニ・チャームは、豊田通商と共にケニア・ナイロビに新会社を設立し、アフリカ市場での本格展開に乗り出します。これまでの輸出・委託型モデルから脱却し、商品開発・マーケティング・生 […]

ビジョナルが挑む次の成長領域はサイバーセキュリティ ビズリーチを生んだビジョナルが、次なる成長エンジンとして選んだのは「サイバーセキュリティ」。新サービス「Assured企業評価」は、取引先のセキュリティ対策を統一基準で […]

日立が1兆円規模の次世代技術投資を発表 日立製作所は、次世代技術の開発に向けて、今後3年間で総額1兆円の戦略的投資を行う方針を明らかにしました。徳永俊昭社長は「構造改革に終わりはない」と力強く語り、電池やバイオ医薬品とい […]